怖いときこそ

自分が体験していないことをやるときは、恐怖心が伴います。
その分野が苦手なものであればなおさらです。

どんなものが自分を待ち構えているのか。
想像ができないから怖い、ということもあるけれど、
最悪な結果ばかり想像しているから怖い、というのもあります。
その体験によって、もしかしたら失うものがあると、
先の先まであれこれ考えてしまいます。

これまでのことを振り返ると、
時に、怖いもの知らずのような行動をとることもあったけれど、
苦手なものに対しては、
あの行動力はどこに行ったんだ?
と思うほど、怖気付いてしまう自分がいます。

できればしたくない、避けれるものなら避けたい。
でも、やらなきゃならないんだったら、
なんとか、傷つかないように、
失敗体験をもうこれ以上したくない。
(はじめから失敗確定にしている)
だからひたすら、準備だけはやっていく・・・
というところで納得するようにしてきたんだなあと思いました。

でも、やっと、やっとです。
怖いから避ける、という選択ではなく、
だからこそやってみよう!
を、選べたことは、
自分にとって大きな一歩でした。

それはもう、準備とかの問題ではなく(ある程度はやるけど)、
考え方をスパッと変えられたわけではなく、
ただただひたすら、
自分にとっての『いい感じ』を思い出していく。

その感覚に一日に何度もひたり、
いい感じで仕事をし、
いい感じで家で過ごし、
いい感じで歩き、
いい感じで夜、布団に入る。

やればやるほど心が落ち着き、
どんどん心が軽くなっていくのを「私」が感じていました。
本当に、そこだけに意識を向けていく。
拡大させたいものを、「私」って知っているのかもしれません。

それでも時折、
恐怖心からやってしまいそうなこともあり。
でも・・・やらない。
恐怖心では、もうやらない。
その手には、もう乗らない。
と「私」が決めます。

こうして、いよいよ、
怖いと思っていたことに自分が飛び込んでいくとき、
やはり緊張には緊張でしたが、その感じは、
不快ではなく、楽しもうとする「快」の感覚でした。

怖いもの、苦手なものは、
これからもたくさん出てくるのだと思いますが、
そのたびに、また一歩、新しい世界が開けていく。
こういうことへのおもしろさが、やはり自分は好きかもしれません!


白玉っておいしい






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