無理をしなくてもいい

このところ、久しぶり(何年ぶり?)かで会うという方が何人か続きました。
会った感じが以前とはちょっと違うな、と思いました。
相手が変わったのか、自分が変わったのか。
いずれにしても、
一言でいうと、自分は無理をしなくていい・・・と思ったのです。

ということは、
今までは、無理していたこともあったということです。
自分の心に反した言動をとっていたということ。
まったく心にもないことは言ってないし、してもいないつもりではいましたが、
でもなんか、やっぱり、ちょっと無理があった・・・
という表現が合います。

それが、今はない。
というのは、なんて楽なことか!と思いました。

いいも悪いもない、ちょっと感情があまりないような感覚にも近いです。
おだやか、静か、へえ~そうなんだ・・・という自分の反応です。
反対に、無理がある自分というのは、
感情が上がり下がりして、楽しいことももちろんあるけれど、
ちょっとうるさい感じがあって、
別れた後に、妙に静けさを感じるような・・・。

それが悪いわけではありませんが、
そうじゃない関係の方が楽でいられていいなあと思いました。

自分に無理をするというのは、
自分に何かうそをついているような感じです。
それは、相手にも、うそをついていることでもありますし、
極端に言えば、
うそをつかなければ、この人とうまくやれないと思っているんだと思います。
うまく?というのは、相手を不機嫌にさせないとか、
相手が自分をよく思ってくれている関係を壊したくないとか、
そういうたぐいのものです。

考えてみると、これもまた相手に失礼な話でした。
たとえ、相手が不機嫌になったとしても、
自分がもうよく思われなくなったとしても、
それが、そのときの自分の姿であったら、それでいいのかもしれない。

この楽さを思ったら、こっちが断然いいでしょー
と思った出来事でした。




ひそかに南部家のベンチ

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