よく眠るために

春ということもあってか、とても眠たい日が続いています。
昨夜はついに20時前に寝てしまいました。
夕飯を食べて、食後のデザートみたいなものを食べている最中にすでに眠気が出てきて、
それでもまだ19時を過ぎたばかりなので、がんばってTVを見ていたのですが、
ソファに横になったら最後、あーもう~だめ~寝よう。

朝は朝で、スマホの目覚ましが鳴って起きる時間でもまだ寝たりないような感じがあります。
朝風呂に入って、目を覚まして、やっと体が起きる感じ。
どんだけ、寝たら気がすむのだろうか。

若い頃は、一年に1~2回、起きたら夕方だったというくらいの、
とんでもなく眠り続ける時期がありました。
顔には枕の型がくっきりついて、あまり寝返りも打たずに爆睡しているのかなと思います。
こんな自分ですが、一時期は眠ることがとても大変な時期もあって、
睡眠導入剤を飲まないと眠れなかったこともありました(5~6年服用し続けた)。
それを思えば、眠りに関して今はかなり改善された方だと思います。
たまに、寝つけなかったり、何度か夜中に目が覚めたりということがありますが、以前よりは気にならなくなりました。

眠りの質は、体調のバロメーターとしてだけでなく、
心の状態にとても影響していると言われています。
自分が眠れなかった時期というのは、
どちらかといえば、体を横にした途端に(何もすることがなくなった状態になると)、
とめどなく思考があふれてくるような感じがありました。
考えることが数珠つなぎのように止まらなくなってしまうのです。
そして、朝目覚めると、今度は得体の知れない不安に襲われるのでした。
気が狂うほどに思考がぐるぐるして、やっと眠れたかと思ったらすぐに朝が来て、
重苦しい空気の中、気分も悪く、とても不安な気持ちで一日をスタートしていました。

厳密に言えば、カウンセリングを学んでしばらく数年間そうでした。
でも、その不快な状態も、本当の自分が感じているものではない、ということだけが少しずつわかるようになっていき、
眠れないことも、パターンがたくさん言いたいことがあって、頭がぐるぐる鎮まらないのだなとわかります。

でも、ケアをするという実践までがなかなか伴わなかったです。
心のからくりが分かるということと、実際にケアができるということは違います。
むしろ、理解したところで終わってしまう方がよっぽどやっかい。
実践していれば必ず体験する、「全然自分は分かっていなかった」ということに気づくことがないからです。
また反対に、実践があるということは、パターンが安心していることでもありますので、
安心感が睡眠を促すのではないかと感じます。

語りかけや白黒ワークというのは、
そういう意味でも、一日一回、寝る前にしっかりやってみるっていうのがいいみたいです。












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