体調が悪いとき

先日はじめて、
腰というか背中というか脇腹のあたりに激痛が走り、
何が起きたんだ!という経験をしました。
その数日前から風邪を引いたのか、悪寒や倦怠感、頭痛もひどくって、
何もする気が起きず・・・
とどめを刺されたような感じがしました(もう~動けない)。

ちょうど3連休だったので体を休ませることができましたが、
平日だったらきっと仕事を休み、
休んだことで少し気持ちがへこんでいたかもしれません。

こういう時、普段の健康がなんとありがたいものか・・・身に染みて思います。
そして、具合が悪い~って思いながらもまだ生きていることに、
生かされているって何だか自分の意思とは別のところで動かされているようで、
すごいことなんだなあと手を合わせる。

体力の低下は実感することがあっても、
病気を意識するというのは久しぶりだったと思います。
どうしてこんなに痛いんだろう・・・
今後の生活を真剣に考え、
静かに自分の中で覚悟する感じがありました。

若い頃のガンの経験もあるので、そういうことも想定したり、
もしどこも何ともなかったとしても、
これからも今まで通りで、生活を何一つ変えないというのはどうなんだろう?

ゆったりした時間を今年に入ってから持てなかったこと、
好きでやっていたことでさえも、疲れてしまったということは、
やはり何か違っていたんだなと感じます。

そして、好きなことをしたいというは、
単なるわがまま(エゴ)でもあるし、
誰かのためにしたいというのも、おごりがあったと思うし・・・
結局は自分にとって良いことではなく、
天にとって良いことをしたいはずだったのに。

いつの間にか、思い通りにいかないことを思い通りにするがごとく、
がんばっていたんだなあ。

体調が悪いときって、
頭が全然回らないので、何も考えられない分、
感じたままにやるしかないという体験ができます。
体がついて行かない時の方が、パターンで仕事をしない・・・ということも何となく感じました。
無心でやっているというか、そこに策略もなく、期待もなく、あきらめも今は普通に受け入れられる。
どういう結果になっても、それを受け入れる覚悟をしているので、
不安もあるようなないような・・・
痛みで頭が回っていないという体験はまだ続きそうな感じがします。

仕事はよーく考えてやるもの、というのも、
ほとんど考えなくても何とかなっている今、
パターンだったんだと思いました。

こうして、強制的に体調が悪い中働くという実験を重ねることになり・・・
頑張らない働き方を体感中。


車の中でも休憩









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