深いところにいるパターン
自分の感情(気持ち)はわかっても、
その引っかかるパターンが、どういうものなのか。
よーく観察しないとわからないときがあります。
いくつか、該当しそうなものを出し、
こんな感じかなと、それに語りかけをしますが、
しっくりきていないことがあります。
少し時間がたってもう一度みていく。
なぜ不快になったのか、悲しくなったのか、つらくなったのか。
どうしてそう思ったの?
どういうところが嫌だった?
すると、今起きていることに対しての表面的な部分ではなく、
もうずっと前から、そこには触れられずにいたパターンがありました。
触れられていない、気づいてもらっていない。
だから、かたちを変えて現れていた。
パターンにしてみれば、ずっと気がついてもらえないということは、
どれだけ深く傷ついていることか・・・
その深い傷を思うとき、
再び感情があふれ、涙が出ました。
そして、あなたをひとりぼっちにしてきてごめんなさいと、
本当にパターンに対して申し訳ない気持ちと、
もうこれからは「私」がちゃんと守っていくから大丈夫だよと、
温かくやさしく抱きしめ、
「私」がちゃんと守っていくと伝えました。
おびえている小さな子ども。
言葉が出なくて、無表情で固まっている。
そんなパターンがいました。
深いところでずっと黙っているパターン。
さわぐパターンばかりではなかったのです。
そういう我慢しているパターンもあるんだと思いました。
だからこそ、怒りも悲しみも深く、複雑になっていたのかもしれません。
やっとそこに目を向けられた・・・よかった。
感情があるからこそ気づくことができます。
どんな感情もあっていい、というのはそういうことなんだと思いました。
感情があって、パターンを見つけられて、
本当にあなたがいてくれてありがとう・・・です。
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