さらっと、ちゃんと



自分にとってのいい人は、
自分の思い通りであってくれる人なのだと思います。
多少思い通りではなかったとしても、
自分を不快にさせない人、自分を安心させてくれる人がいい人。
その方の対応の仕方など考えなくとも、自分が自然に話しができる相手であると判断しています。

その逆で、
この人は話しにくい、なんか意地悪だ、気が合わない、
という自分にとって何か不快にさせる、不安にさせるという人は、
自分自身がそこに対応するすべがない、と思っていることが多いです。
うまく話ができなかった、聞いてもらえなかったという経験もあったりして、
自分には無理だと思っているのです(パターンが)。

目指したいのは、
自分にとって思い通りのいい人であってほしいということではなく、
自分の思い通りではなくても、
それが自分にとって平気なことになっていくことです。

自分が傷ついたり、つらくなったり、
不安になったりしたことに対しては、自分でケアをすればいいとしても、
その先、どんな行動を自分がとっていくかは、避けて通れず・・・。
平気でいられるようになるための練習が必要なのです。
しかも、1回だけではなく、
何度も何度も・・・これが現実的に楽になっていく方法といえるかもしれません。

これまで心の中では思っていても、
なるべく言わずにやりすごしてきた、ということありました。
相手が自分の思い通りにはいかない人なので、
対応には勇気がいるのです。

今一度、
勇気を持って、さらっとちゃんと言ってみよう!と思いやっています。
『さらっと』いうところは、具体的には感情を入れずに話し、
『ちゃんと』は、最後まで言おうと思ったことを伝えきる。
これら一連の行動を、まずは小さなことから練習しています。

自分のパターンとしては、
●自分は好かれていない
●大事にされていない
●必要とされていない
と思い込んで、話しにくくなってしまっているのでした。
だからこれ以上話しかけて事態を悪くさせたくないと、パターンは思っている。

でも、こんなふうに関係性を決めつけ、
それに即した行動を多くとってきたのはまぎれもなく自分です。
ずーっとケアしているということは、
白パターンでの行動がやはり足りないのだと感じました。

自分が不快な思いをしたくないのではなく、
そういう思いにも慣れていきたい。
でも、そこに慣れるより今は、
さらっとちゃんと言いたいことを伝えきるということが自分には必要だと感じます。







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