コンディションを整える

朝起きたとき、自分のコンディションがわかります。
ラジオ体操の歌で
♪新しい朝が来た。希望の朝だ~喜びに胸をひろげ大空あおげ~
っていう歌詞がありましたが、
まさにそんな気分の目覚め方であると、いい一日がはじまるなあと思います。
いい一日、というのは自分が幸せであって平和であって健康で不安のない一日。

身体的には、睡眠時間の長さ(7~8Hくらい寝た)とか、
食欲があって美味しく食べれていて、しかも食べ過ぎずにいるかどうか。
体が冷えていないかどうか。
歩くこと動くことに疲れを感じないかどうか、息切れはどうか?
などなど特に呼吸の状態からも自分のコンディションがわかります。

精神的な部分でいうと、
ひとりになる時間を持てているかというのも、
自分を振り返る時間があるかどうかという点で大事です。
たくさんの人の中でも、自分を大切にしているか、
自分のままにいることに無理がないか、
相手ではなくて自分がどう感じているか・・・をちゃんとみれているか。
このあたりもポイントです。

そもそもコンディションとは、
自分で整えられるもの、作れるものであるようです。
でも、整えたくても整えられない、どうしようもない状況もある、と思うこともあります。
そういうときは往々にして、
環境、状況、相手という自分以外のところで原因を探っていることが多いよう・・・

そして、自分以外に原因があると思うと、そこの部分が拡大し、また抵抗が生じ、
本来進んでいこうとする流れから大きくそれていくように思います。
それが、言い知れぬ不安とまだ起きぬ恐怖に支配されてしまうということでもある。

いえ、全て自分に原因があるんです・・・
とわかっている方もいます。
原因は周囲ではなく自分の内側にある。
と思うところまでは同じであっても、
だから変えていこう、変わっていけると希望を持つのか、
だから自分はダメなんだ、何も変われないと下を向くのか、
この感じ方の分かれ道はその後の選択に天と地との差が出てくるように思います。

そして、自分を変えていこうとする前に一つ大事なことがあって、
そのコンディションの悪い自分、思い通りにいかない自分にそのままOKを出せるかどうかということ。
ここを飛ばして「変わる」のはちょっと違うかもしれません。
この違い、この違和感を何度も何度も経験していくうちに、
思考での理解だけでは本当に前に進んでいかないものなんだなあと思いました。

どんな自分であってもOKというは、開き直りとも違う。
どうやってOKだせるのか?
それはそう思うしかないと、はじめはあきらめに似た境地に自分を仕向けることだったりします。
でも、どうしてもあきらめきれない自分がいたときに、
はじめてそのどうしようもない子どものまんまの自分が、それでもがんばって生きてきたんだと、心底わかる日がくる。
「そうだよね、あなたはそう思っているんだね」
と本当に理解し語ってあげられるのだと思います。
その「私」からの理解と受入れがあってはじめて次へ進んでいけるのでしょうね。

今日は調子悪いなあ・・・と思ったら、
この初心にかえり、原因は自分のどんな気持ちにあるのだろうと探し、
そこに「そうだよね」と語りかけ、
充分にOKが出せたら、いよいよどんな自分でありたいのか選べる自分になっている。
そしてここから先は、ひたすら軽い心、すっきりした心、広がりを感じる心で行動できることをやっていけばいい。

本当にこれだけのことなんだと、
ずーっと変わらないことをもう何年もやっています。
毎日毎日ひたすら自分のコンディションがくずれたと思ったら整え・・・
地道にこれを繰り返しているんだなあと思いました。











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