それを言う動機
自分がした言動で、相手のパターンが大きくなってしまった、ということがありました。
その時、ああ、言わなければよかった・・・と自分のパターンは思います。
その方にとって嫌なこと、怒りがわいてくるような出来事があり、
その時話を聞いていた人達の中では、あまりピンとくるものがなかったために、
へえ~そんなことがあったんですか、と聞いていました。
その方は何とかみんなにこの気持ちを理解してほしい、一緒に反論してほしいと、
一生懸命(怒りながら)話しています。
自分も、どこか他人事で聞いていたのですが、
しばらく経って、その人のパターンに共感する出来事がありました。
自分も、ちょっとこの人なんなの?失礼な人!という感じに思う事があったので、
あの時、このことを言いたかったんだな、と理解できるような気がしました。
そこで、その方へ、
この前の話ですが、こういうことですよね。
自分もちょっと失礼な人だな、無責任な人だなって思いましたよ~!
と気づいたら一緒になって愚痴っていました。
その結果・・・
その方の少し落ち着いた?と思われるパターンは再びむくむくと浮上。
結局、自分がなぜその方にあえて自分のパターンの話(自分も頭にきたということ)を伝えたかったんだろう、って思いました。
そうですよね。
わかってもらえてなかったんだと思うし、
今まで話し合ってきたことは何だったんだと思うし。
嫌な気持ち、悲しい気持ちになりますよね。
と共にしばしの時間、その気持ちを共有したかっただけなのです(はじめは・・・)。
けれど、結果的に、
それは、「その人のパターンを理解してあげたい」が、
相手のパターンを満足させていくこと、同調していくこと、になってしまったような気がします。
そして、やはり、自分の抱いた感情に対してもわかってほしいという気持ちのもとで話していたと思います。
どうしてわざわざ、その話をしに行ったのか?
自分のパターンを満たしたい、それが動機だったのだ・・・。
この話の結末は、
さらなる対象となる方(その方が怒っている対象者)へこの話が伝わり、
怒っている、反論しているのは一人ではなく、他にもいました(←自分のこと)ということになって、
何だかものすごく大きなパターンの話になってしまいました。
相手のパターンへの共感がいつのまにか同調に変わっていないか?
なぜ自分はそんな話を今ここで話そうとしているのか?
その動機をちゃんと見ていこうと思った出来事でした。
コメント
まきさんが経験された事、私も多分ちょくちょくやってます。(笑)
相手を理解しようと思っての言動だったはずなのに、ただ相手のパターンを増長させてしまうはめに。😱
私の場合は、やっぱり相手に良く思われたいとか、相手にこの人なら分かって貰えると思われたい、頼りにされたいみたいなパターンがそうさせているんだと思います。
まきさんのブログ見て、私も自分の言動に注意しないと、気付きました。ありがとうございます‼️
相手にこの人(自分)ならわかって貰えると思われたい、もありましたね。
はじめにピンとこなかった分、後から追いかけるように「自分だけは理解できましたよー」とわざわざ言いに行ったのだと思います。
ありがとうございます!!!
火に油を注ぎに行かないように気をつけたいです(笑。