若作りがしたかった

美容室へ行って、自分の思った通りのヘアスタイルにならなかったときに、
美容師さんへ「本当はこうしたかった」というようなことは、以前は決して言えませんでした。
だから、嫌だと思ったら何も言わずに、次はもう違う美容室を選ぶ・・・
ということをしていたのです。

でも今通っている美容室は、
言った通りにしてもらうことが多く、
また、自分のボロボロの髪に対して薬剤を変え、シャンプーを変え、
とにかくいろいろ駆使しながらスタイルを作ってくれているので、本当に髪質が良くなり感謝しているのです。
美容師さんとは、ヘアスタイルにとどまらず、美しいものに対する感覚が似ているということもあって、
美容室を変えることなく10年以上お世話になっています。

ところが・・・この数か月、
なかなか自分がお願いしているヘアスタイル(髪の色)にならないことが続きました。
それでも、はじめのうちは、
ちょっと違うんだけど~、ま、これはこれでいいっか。
という感じでやり過ごせていたのです。
自分も遥か昔に美容師の卵だったこともあって、
お客様がしてほしいヘアスタイルと、
美容師から見れば、似合わないとわかってしまうスタイルというのがあり、
(髪質と頭の形、顔立ちと雰囲気などから)
たぶんそういうことで、自分がしたいヘアスタイルは却下されているのだろうなあと思いつつ、
でも~言った通りにやってよね~ってもやもやが募っていったのです。

そこで、口で言ってわかってもらえないのならば、
写真を数枚見せて、これと同じカラーにしてほしい。
前回より明るい色にしてほしいんです!
と少し強く主張してみました。
ところが、完成したスタイルは、前回同様希望の色とは違う・・・。
美容師さんは満足であっても、自分は全然満足していなかったのです。

どうやったら、伝わるの?
わたしの話、ちゃんと聞いてる?
もう腹が立つやら、愕然とするやら、
ここまで思った通りにしてくれないとなると、否定されたようで悲しくなってくる。

●思った通りにやってほしい
というパターンに語りかけをし、
〇この髪の色は好きじゃない、って言ってもいいのかもしれない
をいう白パターンを選び、実行することにしました。

語りかけをしてから、ひと月経過。
だいぶパターンも落ち着きをはらってしまったということもありましたが、
髪が痛んでもいいから、もっと明るくしてほしい。
この色は、全然暗いんだよね。
したい色とは違うんだよね。
言い方は多少変わったところがありましたが、今自分が言いたいこと、白パターンを選んで言えました。

美容師さんは、
あー、もっとなんだね(もっと明るくしたいのね)。
限界(ブリーチしないところの限界)までやってみますか。
そして、
若作りしちゃいますか?と言って、カットもしてくれました。

わ・か・づ・く・り
そうだったんだ、これだこれ。
わたし、若作り(若く見えるような感じに)したかったんだ!と思いました。
それを美容師さんにしてみると、
今までは年相応に(よく言えば、品よく、大人っぽく、艶っぽく)してくれていたんだと思います。
ここの違いだったんだとわかりました。
カラー剤「色」よりも、どういう「雰囲気」にしたいのか?
というところが通じていなかったんですね。

白パターンを選んで実践すると、本当にスカッと心と体が軽くなります。
相手もさらっとすんなり変わっていく様子が、
どこにも無理がなく、自分も美容師さんも共に手を取り「若返り作戦」を決行することができました。

こんなふうに、ワークって楽しいものですね。
また、言えていないことが出てきたら、それはチャンスとしてやっていこうと思います。









コメント

マーガレット さんのコメント…
真紀さん 若返り作戦、成功おめでとうございます!
そしてお誕生日、おめでとうございます!
自分が望んでいたスタイルにようやくなって、よかったですね!
日記を読んでいて、こちらも軽くなりました〜♪
今度写真もアップしてください。
新たなスタイルの真紀さんにお目にかかれるときを楽しみにしてます。


pyon さんの投稿…
あ、ありがとうございます!
53歳になりました!(聞いてない?)

美容室で決行したあの日、かなり緊張していたのか、
それとも直前に食べたカレーが悪かったのか、
おなかが痛くなって染めている最中に2回トイレに走りました。
それはそれで、
美容師さんと新たな関係性が築けたようにも思います。汗


Unknown さんの投稿…
若作り、おめでとうございます!
見た目も気持ちも若返りましたね!
久しぶりにジワジワきました。
ありがとう!
pyon さんの投稿…
ありがとうございます!
これからも頑張ります!