1日分の尊さ

今年のGWは、TVで見るニュースや自分の周囲を見ていても、
過ごし方がこれまでと違っていたように感じました。
連休=旅行というよりも、近場や自宅で過ごしたり、
買い物やレジャーよりも、自然にふれあうことを満喫したり、
経済的なところもあってか、休日の過ごし方を変えたという方も多かったかもしれません。

世界の動向、政治経済といったものにはうとい自分ですが、
そんな自分ですら、
モノの価値や、食べもの、どこで何を買うか、これからの暮らし等々、
人が(自分が)本当に大事にしたいものは何なんだろう?って、
みな考えるようになっている気がします。

今年も3分の1が過ぎましたが(本当に、時が経つのが早い!)、
実は今年に入ってから自分も働き方を変えました。
週のうちの1日会社勤めを減らしました。
自分の想定では、
その1日があれば、もっと時間的に余裕が生まれ、
母親の介護も多少ゆったりできるようになり、
体力的にも体調的にも自分自身が楽になる。
カウンセリングに関することもライフワークも無理なくやっていける。
そういう時間の流れに変えていきたい。
・・・と思った年のはじめでした。

それが、母の骨折でその1日は必須の1日となり、
それはそれで私にとっても家族にとってもとても濃い時間になり大いに良かったのです。
でもそことは別に、今自分にとって大事なことって何だろうと、
時間とは関係がない、自分の中で生み出すゆとりが、
この1日分の尊さから感じられるようになった気がします。

自分は予定を入れ過ぎてしまう傾向があり、
今年は密かにそれを止めることをサブテーマとして掲げていました。
詰め込んではこなして、こなせるとまた予定を入れて~(疲れて〜)
そうやっていろんな体験をしてこそ自分は成長していけるのだ。という思いこみがあったように思う。
でも本当にこれ、単なる幻想でした。

まだまだ予定がない日を作るのが難しいけれど、
だけど、積極的に「私」にとって大切だと思うことに絞ること、
自分の生活に見合うように、心と体に沿うように丁寧にやっていこうと思います。




お蕎麦屋さんの窓から 散りゆく桜もきれい! 















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