これもまぼろし~

パターンのケアの前に、こみあげる感情を出し切るかのように、
ノートにパターンが言いたいことをとにかく書きまくることがあります。
決して他人には見せられない秘密のノート(世にも恐ろしい)。

そこから、ちょっと心を落ち着かせ、
パターンのタイトルを決めて、
パターンに代わって「私」が語るべき言葉を探していくのですが・・・
粗削りのままのパターンのこの言い分って、ほんとすごいと思いました。
●自分は人より劣っている
と信じているパターンの言い分は止まりません(何ページ書くんだ!)。

自分には能力がない、
これといった才能や得意なことがない、
数字苦手、経理でお金が合った試しがない、
PCや機械関係がわからない、
人の名前が覚えられない、要領が悪い、
普通とか常識とか年相応のことがわからない、
時間の逆算が苦手、忘れ物や失くしものが多い、
順序立てて話せない、
他人の話が一回では理解できない・・・
「劣っている」ことを証明しようとするとまだまだ出てきます。

で、それはなぜか?
できないことの理由を挙げて、できない自分だと信じきって、
「だから、仕方ないんです」と言いたいのかもしれません。

だから穏便にみてほしい、大目にみてほしい、助けてほしい、
いいよいいよと言ってほしい、優しくしてほしい、労わってほしい、
劣っているのにこんなに頑張っているんだねと言ってほしい。

そして、どこか褒めてほしいし、
すごいねと言ってほしい・・・のです、パターンは。

うまくいかないことの原因は、始めっからここにあると。
そこを前提にしての自分なんだと。
それなのに頑張ってきたというのは、
「努力の人」「特別な人」だと言いたいのです、パターンは。
でも結局、そこまでだよね自分って。
それも仕方ないのだ・・・だって、そもそも劣っている人間だから・・・
という図式も同時に作っているのだと思いました。

これって自分が全部コツコツ作ってきたものなんだな。
ikkoさんじゃないけど、
まぼろし~~~だったんだと、少しずつ思い始めています。





やっぱりシトロンさんのアップルパイ やさしいお味!


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