いい関係とは
自分の住み慣れた領域というものが誰にでもあります。
その領域の住民は、言わばいつものメンバーであったりします。
例えば、友人関係。
今まで、何でも愚痴を言っては共感し笑い合えた、
っていうところでお互いつながっていたとしたら、
最近愚痴を言い合うこともなくなったし、
共感することもあまりないし、
笑い合うこともなくなった。
となるとー、もう自分はそこの領域ではないのかなあと感じてしまうことがあります。
自分の居場所はここじゃない?・・・って。
何でも話せる関係でいられることが、
以前は私も人間関係(特に友人との関係)の理想でした。
でもそれは、
ただ一つの関係性のかたちに過ぎず、
そういう関係を続けたいのか続けたくないのかは、自分が決めることで、
どれがいいとか悪いとかいうものでもないのかもしれません。
それに、何でも話せたと、満足したときのその話の中身って何なのか?
自分のパターンを満たすために、
相手の反応を利用していたということもあります。
共感してほしいから、
自分を正しいと言ってほしいから、
褒めてほしいから。
そういう反応や態度を取ってくれる相手というのが、
自分にとってのいい関係なのか?ということです。
もちろん、パターン全開で面白おかしく言いたくなるときもあるけど、
パターンではないところで話せていることも感じます。
自分は今何を話しているのか、
それがパターンであるかどうかをちゃんとわかって言っていれば、
そこに自分自身への不快感はないように思います。
(不快になったら、自分でケアをすればいいのだ)
そうなると・・・
相手がどうであるかはあまり関係なく、
自分は自分の好きな領域で生活していくことを選べる、ということなのかもしれません。
たとえ価値観が合わなくても、
笑いのツボが一緒でなくても、
そんなに共感がなくても、
あなたが正しいと言われることがなくても。
それらがなくても一緒にいられるし、付き合えないこともないのかなあって。
自分にとってのいい関係を強いて言えば、
魂と魂で付き合っていく関係です。
なんかすごく感覚的だけど・・・
今はそういうふうにお付き合いしていきたいです。
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