素粒子でできている自分が創りだす世界
先日は、沖縄から参加されたHさんのおかげで、
秋晴れの中、紅葉を眺めて歩く気持ちのよい一日を過ごすことができました。
盛岡八幡宮の高さから振り返る景色。
大きな赤い鳥居の向こうにもかつてあった長い参道が続き、
「参道」は「産道」なんだと、どこかの宮司さんが言っていたことを思い出しました。
生まれてくる赤ちゃんはみな、
それ相応の覚悟を持ちながら、お母さんの産道を通ってくるのだと。
参道を歩くたびに一歩、また一歩と私たちも生まれ変わっていくのだそうです。
そんなことを思い出していると、目の前にはなんと~
結婚式に向かう花嫁さんと花婿さんが!
この日は11月5日。良いご縁の日(いいごえん)だったのでした。
そして、神社といえば、やっぱりおみくじ。
HさんとKちゃんは大吉で、自分は末吉。
道場の合宿が終わったばかりで、心はまだほやほやに、
「ひたすら突き進め」という言葉が熱く心に刻まれておりました。
がしかし・・・
ここにきて、「慎め」「控えめに」というおみくじに書かれた神の御言葉。
えーーー、どっちを信じればいいんだーーー!
迷いましたが、「慎みつつも、突き進もう!」にしようとひらめきました。
沖縄には紅葉があまりないそうで、
歓声をあげて写真を撮りまくるHさんのスマホは、
あっという間に紅葉した木ばかりがずらーっと並んでおりました。笑
本当に楽しそうで、嬉しそうで、こちらも楽しくて嬉しく、幸せ感じました。
あれからまた一段と秋も深まり・・・
あちこちで起きているエネルギーの違いを、以前よりも敏感に感じとっています。
雰囲気の良し悪し、やる気の有無、緊張感の有無、楽しさの有無、
ここはどんな素粒子の集合体なのか?・・・と考えるのが面白いです。
物理はあまりよくわからないのですが、人間も素粒子の集まりなんだそうですね。
ということは、少なくとも、自分が選んだもので、
自分の居場所を良くも悪くも創り変えていくことができる。
そういう物質化が叶うということですよね(教わったことを自分なりに復習)。
例えば、とある古民家の囲炉裏。
豊かさを感じ、落ち着きを感じ、そして敷物の民藝独特の色彩に心が躍ります。
そうです、心が躍るのです。震えるのです。
そこに集う者たちへ、心躍る感覚を伝染させていき、
その素粒子の集合体は、
ポジティブな感情や対話を生み出し、その場を創り上げていくのだと思います。
未知の世界だと思っていた世界が、
思いを形にすることができるんだという、とても現実的で、行動的で、結果重視で、
こんなにもストレートな世界だったとは驚きでした。
この世界で暮らしたいと思ったら、
単純に、目の前にある、好きと思ったものをとにかくやっていきたい!
紅葉を夢中で撮りまくるHさんを見て、そう思いました。
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