心と行動の一致

心の深いところで感じているものをどんなに隠そうとしても、
自分の取った行動をふりかえると、
本当は何を感じていたのかがわかるときがあります。
周囲に心の内を悟られたくないと思っていても、
そう思えば思うほどに自分にとってはぎこちなく、
動きの些細なところに表れてしまっているのではないかと思うのです。

選択肢がいろいろある中で、
今は何を選び、どんな環境や状況を自分から作りだそうとするのか。
(または、与えられたものの中でするのか)
何をしたら、心の内と行動がちぐはぐなものにはならずに一致していくのか。
ここの一致性は今となれば、何をするにも本当に大切な指針となっているように思います。

でも時には、
「本当は~したくない(したい)」があって、
どうしても白黒はっきりさせられない、というときもあります。
こういう場合、自分の心が中心にはなっておらず、
これをしたらどう思われるだろうか、という周囲からの視点に気が向いてしまっているときなのです。
人の目を気にしながらずーっと生きてきた人ほど(←自分)、
心と行動を一致させるって簡単には言うけれど実際は大変なことだし、
ごまかさないというのは勇気がいることなのだと思う。

パターンへの語りかけやワークというものは、
その一致しない葛藤に対して、自分が今葛藤していることを理解することからはじまるのだと思います。
葛藤する、違和感を感じる、何だかよくわからない気持ち悪さを感じる、
そこを感じれるということは、
ある意味自分の本心を探るきっかけとなってくれているので、
これはこれであっていい感情なんだと思います。

一見、悪いものと分類されそうな感情も、
これがあってこそ自分はここから脱したいと願い、ワークを続けられたように思います。
でも、やってみると、
そういう気持ち悪さ以上に、
心と行動がピタッと一致したときのあの心が軽くなる感じと世界が広がる感覚は、
本来人が生まれもった神聖な感覚であって、誰しもそこから全てがはじまっているように感じます。

ということで・・・
今年もコツコツと自分のケアをしていくことには何ら変わりなく・・・。
心にピタッとくる行動を日々増やしていきたいです。














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