長いあいだ放置していたもの

秋風ふいてます




クラスの仲間に引っかかったパターンをケアしています。
これは、開示のときにも言っているのですが、
本当に、その人のせいではなく、
自分がそこへのケアを怠ってきた、やってこなかった結果なのです。

引っかからないわけがなく、
むしろずーっと引っかかっていたパターンたち。
クラスの仲間に、こうも向き合いたくない(というパターン)があったのか・・・
と本当にもう、こういう関係性は終わりにしたい。

たとえば、自分の子どものことは何一つ理解しようとせず、
外で教育を語り、一生懸命その勉強のために家を空けているようなもの。
保身の何者でもなかったんだなあと思いました。

パターンへ語りかけをしてみると、
これまでとは違う言葉を「私」は選んでいました。
普段よく出てくるパターンへの語りかけとは、何かちょっと違う。
放置しすぎたゆえの、
普段の言葉では足りない謝罪です。

そんな、あなたのことを「私」は理解しているよ。
今まで、本当に長いあいだ、あなたと向き合わずにきてしまって、ごめんなさい。
ずっとひとりぼっちにしてきて、あなたを無いものにしてきてごめんなさい。
これから「私」は、あなたを無視することはしないし、
そのままのあなたを守っていきます。

・・・と、
長いあいだ向き合ってこなかったことを謝りました。
すーっと何かがほどけていくような感じがしました。

パターンへの語りかけは、その時々で、使う言葉が変わり、
不思議ですがそのパターンの性格や状態にあわせて、
自然にあふれでてきます。

そして、
〇もうそこにこだわり続けなくてもいいのかもしれない
という白を選ぶとき、
そのこだわってきた時間の長さに、
本当にもう、そのこだわりをやめたときに、
どんなにか自分は身軽になれるだろうって思いました。
白を口にするだけで、その中にいる「私」を感じるだけで、
とても清々しく、やすらかな気持ちになります。

しばらくは、白を選ぶより、
傷ついていたパターンへ急がずゆっくりと語っていこうと思います。

そして、そういう関係性の中で学びたいと、
ケアをしていける自分でありたいと思いました。
そんなグループでの自分のあり方ができたなら、
きっとお互いがより、
自分を大事にしていけると思う。

というカードを選んだ瞬間に、
その場の空気が変わっていった感じがしました。
なぜそう思うのか、憶測はやめて、違和感をそのまま相手に聞く。
今まで、話す内容も随分言葉足らずで、
ここまで言わなければ伝わらなかったんだなあとあらためて思いました。

次に会うときまで、
パターンに語りかけていくことをやめないでいこうと思います。



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