やりたいことではないことを、どうするか?



自分の与えられた仕事について考えています。
細かい不満がたくさんあって、
本当に自分のやりたいことじゃないとやりたくない・・・と思う自分がいます。

じゃあ、本当に自分のやりたいことというのは?
こういう自分でありたいから、こういう仕事がしたい。
と思っていたのですが・・・

自分のあり方を叶えるために、
そういう自分になるために、
自分以外のところに、こうあってほしいという条件をつけていたように思いました。

好きなことだったら、確かに仕事は楽しいかもしれません。
アイディアも浮かぶでしょうし、
楽しいから自分の思うようなあり方でもいられるのかもしれない。

でも、興味関心とは、
外側のもの、物質的なもの、目に見えるものばかりではないようです。
物事そのものではなく、
そこへの自分の関わり方です(これがあり方というものか?)。
自分はそこにどのように関わろうとするのか。
自分という人間を使って何ができるのか。

そうすると、
仕事の対象となるものは、そんなに重要ではなくなってきます。
それよりも、自分の資質、少しだけ得意なこと、少しだけできること、
といったものに目が向きはじめます。
そして、それらを使いながら、
「私」がおもしろいと感じることをしてみる。

また、それらは、
簡単には手に入らなくてもいいと思っているところもあります、不思議と。
おもしろい・・・というのは、そういうことなんだと思います。
簡単じゃない。
すぐ達成できる、結果が出る、というものとは違う世界。
良かったのか悪かったのかもよくわからないという世界。

でも確かに、
自分を十分使ったという感触があり、
そこに、自分は向かっていったんだ!
というこの感覚なのかもしれません。

自分のやりたいことじゃないから、やらないというのは、
一見、自分に正直に生きているようにも見えるかもしれません。
でも、やっていることが、
不満を言ってるだけだという現実ならば、
それは自分のあり方とは違うんですね。

どんな仕事でも、自分だけが感じるおもしろさは見つけられる。
そこに「私」を使って、行動していきたいです。











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