不調になっても



進む道が「私」の意志から逸れていくと、
体が先にストップする。
ということ、ありませんか?

なんかこれ、したくない・・・と思っても、
体がとりあえず元気だと、気持ちと反してやれてしまうことがあります。
でも、本当にこれをやってしまったら、
ちょっと取り返しがつかないとか、
このままでは自力で気づくことがないだろうとか、
ここが限界だと天が(「私」が)判断するとき、
先に進めないように体を動けなくするのだと思います。

行くな、やるな、しゃべるな、会うな、食べるな、仕事するな、出かけるな、関わるな、考えるな。
これらを止める力というか、諦めさせるためには体の不調が最適なんだと思います。

そうして、寝たり、休んだり、やめたり、ということをして、
静止の時間をつくるって、
大事なことではないかと思いました。

いつも、前進ばかりでは息が切れてしまいます。
止まっているように見えても、振り返ればそれが熟成時間だったり力を蓄える時間だったりします。

そして、不調になって良いこと。
といえばー
なんといっても、思考がストップすること。
余計なことばかり考える頭は、
考えることをやめ、というより、考えられなくなるのだと思います。
ある意味、何かしたくなるまで、じーっとその時を待つことができる。

いつもより増して、待つ力が育てられていくような気がします。
体調不良だからこそ成せる技です。



コメント