落ち着きと安らぎ



自分の声を聴く、耳をかたむける。
そして、
あなたのことを「私」は理解しているよ。
と、自分に向けて伝える、語る、ということはどういうことか?

「私」が「パターン」へ、
そうだよね、あなたは必要とされていないって思っているんだよね、
と語りはじめると、
そうそう、そうなのよ、やっとわかってもらって、うれしいよ。
っていうパターンの喜ぶような声ではなく、
ちょっとトーンダウンした暗い声が聞こえてきます。
けれどだんだんに、心は静かになり、落ち着いていきます。

そしてもう、
そのこだわりは自分にはいらないんだな。
もう、それは違うんだな。
と、別の世界に自ら歩いていくような感じがあります。

ときどきまたパターンに引っ張られそうになりながらも、
ああ、これってパターンなんだなあ
と、冷静にみていられるようになり・・・

この落ち着きって、なんなんだろう?

赤ちゃんがよく、
ガーゼのおくるみにくるまって、
目をぱっちりと開いて、じーっと何かを見ていることがあります。
何も心配ごともなく、
目に映るものをただ純粋に眺めているような。
そういう落ち着きなのかなと、ふと思いました。

今も夜寝るときに、
ふかふかのお布団に入った瞬間のあの心地よさ、安心感。
ああ、気持ちいいなあ~落ち着く〜って思う。
あれは、赤ちゃんの頃から知っている安らぎの一つなんだと思います。

パターンが落ち着いてくると、
この安らぎの中、
ただ、自分に起きるものをぼんやりと眺められるようになる。

ぼんやりと・・・っていうと、
なんとなく、しっかりしろ、大丈夫か?
となってしまうのかもしれませんが、
むしろ、しっかりしなくていいのだと思います。
ゆったりとそこに居てもいい。

結局、落ち着きと安らぎは、どこにあるのか?
今は、自分が学んでいるこの方法で、
そこにたどり着いてみたいと思いました。

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