写経のように

先日、書道の先生Yさんのご指導のもと、勉強会で写経をしました。
本来は、何か祈りたいことがあって、それを願いながら108枚書いていくのだそうです。
時間の制限があって数行しか書けませんでしたが、
残りはぜひ週末に小筆を準備して完成させたいと思いました。

とても集中した時間。
何十年ぶりで小筆を持った手は震えに震え、思うように書けませんでしたが、
行を追うごとに、少しずつ心は落ち着き、はらう、とめる、はねる、真っ直ぐひく、などなど、
小筆の良さが出てくるようになりました。

はじめはボールペンで書こうとしていたわたしですが、
Yさんから勧められた通り、筆で書いて良かったです。
このどうにも扱いにくく、何一つ思うように書けない段階から、
ほんの少しずつですが、筆が持ちやすくなり、文字の一部分が2回目よりは3回目、というように、
形が整い出すと、とても気持ちよく、心も整っていく感触がありました。

今日は、この写経のように、
どうか○○なりますように・・・と祈りたい心境のことがありました。
まさに一文字一文字を震えながら書いたあの緊張感と同じだったのです。

自分で話しながら、自信がなくてもうまく話せなくても、
まずは何とかこの緊張しっぱなしの自分のままでやってみる。
そう決めて、その通りやれたということに、自分でも少し驚きました。
そして、緊張や怖さとともにいることは、そんなに悪いことではないんだなと思いました。

写経のように、下手なりにもやってみるということが大事なんだと・・・。
ここで満足せず、精進していきたいです。




         なぞっているので、それなりには見える・・・

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