夢の中での黒パターン

今朝、ああ、夢で良かった~と思い目が覚めました。
内容はちょっとブログではお伝えできませんが、
これがもし現実だったら、おそらく会社を辞めなければならなかったと思うようなこと。

相手にわたしは「あなたのことが大嫌いだから、こういう行動に出ました!」
ってカンカンになって自分が言っているんです。
うお~~~~、なんと真っ黒な自分・・・。
周囲にいた人からすればこれはもう、言われた相手ではなく、言った自分の方を軽蔑すること間違いなしの状況。
冷たい視線が突き刺ささります。

仕事に私情を持ち込むなと言われますが、
この夢を見て、夢で良かったと思う一方で、
私情で仕事をしていない人など、実はいないのではないかと思いました(大なり小なりですが)。

この夢の中の自分ほどではないにせよ、
「はい、そうですね、そうします」
と言っている心の裏側では、全然そう思っていないけれど、そうした方が穏便にいくから従うことを選ぶ。
そこに感情がある限り、選んでいるようでも選びきっていないことがあるのです。
これが、私情を持ち込むということなのかと思いました(目には見えない持込み)。

自分の(パターンの)ケアをしていくと、
そこが、私情を持ちつつも、そうではないもの、本来はこういう気持ちで仕事をしたいというものが勝り、
その気持ちで判断をするとどういう言動を自分はとるのか?と考えます。
はじめに心で感じて、次にどうしたいかの選ぶという意思が働いて、実際どんな言動を取るのかをまた考えるのです。
そしてその言動を取った自分は、最後はどんな気持ちになっているのか(はじめに戻る感じ)感じたものをイメージをする。

私情(感情)の大小はあるにしても、
私情をはさまずに思考だけで選択をすることもできます。
その時は、自分はこうしたいけれど今はこうするんだ、という覚悟が必要。
覚悟なしで黒を選ぶというのは、何よりも自分自身がすごく気持ち悪いものだし、
後悔しやすいものです。

夢から目が覚めてしばらく経って、
あの時、会社を辞めなければならない、とは思ったけれど本当にそうなんだろうかと考えました。
謝るという行動に出ることもできるし(もちろん充分に自分のケアをしてから)、
そんなことがあって信頼が地に落ちた自分を、あえて観察しながらやっていくということもできる(これは結構きついかもしんないが)。
そして、もしも辞めるとなったら、これから自分はどう生きていくのだろうか。

より現実的に、どういう仕事の仕方をしていくのか。
収入が減るから、生活も今までのようなお金の使い方はできいとか、
自由な時間がしばしあるだろうから、その間やってみたいことは何だろうとか。

これまでのたくさんの人間関係も、
もう、今日の○○は楽しかったね~とか、あれは困ったよね~とか、
職場ネタで笑いこけることもなくなるんだなと思いました。
全てのことが、もう一度、どうありたいのかを考える自分の時間になっていくのかもしれません。

所属先がなくなるというのは、一旦は孤独化し孤立するということなんだろうか。
それは自分にとってこれまでにない、深い洞察へと導くものになるだろうし、
新しい人間関係や価値観を創り出していくことになるのだと思います。
例え黒パターンで辞めるきっかけを作ったとしても、辞め方は白でありたいと思いました。

それにしても、うっかり黒で言動してしまうというのは、
やはり夢だからそうなるのか、現実で起きてもそうするつもりで自分はいたのか、何だかどきどきしました。
そして、いつ辞めてもいいと思いながら働く、という感覚も何となくいいいような気がしました。











コメント