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今日は岩手クラスの勉強会でした。
いつもより集まれた人が少なかったのですが、
これはこれで、たくさん話ができてとても楽しい時間を過ごしました。

今日のテーマはレスポンス(応答の練習ですね)。
人前でやる(見てもらう)というところが、少し緊張もありますが、
まずはクライアント役ということで、考えずに話してみました。

自分が話したいことを事前に整理していなくても、
口火を切ったら、どんどんしゃべっている自分がいます。
ただただ、思いついたことを話し、相手の反応でまた感じたままに話す・・・
それが結構、心地いいな~と思いました。
なんだか久しぶりに、なにを言ってもいいんだという体験をしたように思います(本当にだらだらしゃべった)。

これは、カウンセラー役のFさんが、
安心して何でも話していいよ~
という雰囲気で受け止めてくれていたからなんだと思います。
何を言っても大丈夫という場。
そういう場なんだとわたしの意識は感じとり、心が動き、頭が回転し、口が開いていくのです。
うなずきや相づち、質問の内容、声のトーン、表情、空気感など、
どれもこれも自分にとって緊張する要素などなく、
丸裸になって話をしているような感じだったのかもしれません。

これって、
クライアントさんにしてみるとすごいこと(理想)だと思いました。

レスポンスは、カウンセリング用ということでも何でもなく、
普段の家族との会話でも、友達の会話でも、職場でもどこでも応用できます。
相手に理解していることがちゃんと伝わりながら聴いている状態、
相手が話しやすくなる、というのが、とても大事になってきます。

はじめて教わったとき、
早速、家族に試してみました。
意識的にやってみて、自分でもうまくできたなと思った矢先に、
夫から、今日はなんかわざとらしいなあ・・・と言われた。
それだけ、普段の応対は適当だった、そもそも反応もしていなかったんでしょうね。
今は、特に意識はしていませんが、
反応することの大切さは身に染みてわかっているつもりなので、
「人の話、聞いてないじゃん!」と怒られることはなくなりました(話を覚えているかどうかは別だが)。

そして、レスポンスというのは実は、
一人で行うセルフカウンセリング(自分をケアすること)にも使えるのです。
自分(パターン)が言っていることをそのまんま聴き、
そうなんだね、あなたはそんなふうに思っていたんだねと言ってあげる。
また、「私」がそう言っている自分へ向けて、
「なぜそうあなたは感じたの?」と質問する。
一人二役で、成立するのです。

今日の勉強会で、自分は話を聴くということが本当に好きなんだなあと思いました。
もっと相手を知りたいと思う気持ちは、反応に表れていきます。

今日はとても基本に戻ったような、
初心忘れるべからず・・・の一日でした。
また来月も、よろしくお願いします!













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