信頼してほしい




会話の中で、相手の人が何を言わんとするのかわからないことがありました。
本音をずばり・・・ではなく、
本当はもっと何か考えていることがあるけれど今は言えないのか、
それとも何か違うことを話したいのか。
わたしがそれらを察することができないので、引き出すことができません。
何度か帰るそぶりをしても、まだ何となくそこにいて話が終わらないような感じがあります。

何か気になることはありますか?
と聞いても特に出てこない・・・
もしかしたら、このメンバーでは言いにくいことがあるのかもしれないと思いましたが、
状況が変わっても、相手から「実は・・・」というような話は結局ありませんでした。

こういうとき、
もしかしたら、本当に何もなかったのかもしれませんが、
自分のパターンとして、
●本音で話してほしい(嘘をつかれたくない)、というものがあります。
自分は本音で話しているという意識があるので、
そちらも言いたいことを言うべきだと思っています。
自分はそうしているんだからあなたもそうしてほしい。
自分がやっているのに、あなたがそうしないというのはフェアじゃないと感じている。

全く同じ立ち位置(フェアな関係)ではなくて、
自分がやや上でありたいという気持ちと、
自分が信頼されていないから話してもらえない、それは下に見られているという気持ちもあったのかも。
フェアじゃないという意味付けで分析してしまいます。

まるで、自分がそうしてあげているんだから、
だから、あなたもちゃんとそれに応えるべき、それがマナーみたいな。
無意識でしたが、
やっていること、感じたことを正直に見れば、そういうことなんだと思いました。
信頼されているというのは、
そこに上下関係はないはずなのに(もっと純粋なものであるのだが)、
自分が上にいるから信頼される、下に思われているから信頼されない・・・みたいになってしまっていました。

本音で話すことも、
信頼することも、
相手に望むことではなく、自分がそうしたいかどうか、自分側の問題。
相手の態度は関係ないということです。
されたい自分がいたけれど、自分がする、という方がとても自分の真理に近づける気がします。

相手ではなく、
自分が本音で話したい、信頼したい、そうわたしはありたいのでした。











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