自己開示の練習


前回の勉強会では、自己開示についても考えました。
もうだいぶ前から、ここへの挑戦をやっていこうという話が出ているけれど、
苦手なので避けてきたところなんだと思います(やり方もよくわかっていない)。
そこで勉強会の最中に、少しずつ練習していこうと、
意識的に相手の話の中で引っかかったところを開示してみようと思うのですが、
ただ感じたことを話して終わり~ではないのでむずかしいです。

開示したいその内容は、はたして相手の方に違和感なく不快なく届いていくだろうか・・・
やる前から不安。
●相手を不快にさせたくない、というパターンもちらっと顔を出してます。

自分自身が開示することで、相互に理解し合えたという体験となっているのかどうか、
つまりは、開示してよかったと思うような結末にまず自分自身なっているのかどうか、
このあたりが本当に練習必須なんだと感じます。
どんな言葉を選び、その言葉をどのようにつなげていけばいいのか、
話す順番はおかしくないか?等々考える、
国語の勉強のようだなあと思いました。

開示したことで理解が深まったり、場が和んだり、
以前よりも風通しのよいコミュニケーションとなっていくことが、自己開示の目指すところかもしれません。
しかしながら、そこへたどり着くまでは、
国語の勉強をしながらも、なぜその話を今ここで相手に伝えようと思ったのか、
動機の部分も一緒に話してみたらいいのではないかと感じました。

自己開示する、その理由はやはりあります。
ただ単に、なんかパターンが引っかかったから・・・ではなく、
なぜ、その引っかかりを言いたい伝えたいと思ったのか、
そこの部分は自分の中で起きていることですから、言わない限り相手にはわからない部分。
もしかしたら、そこを省略するから開示への不自然さが出てしまうのかもしれない(と、今は考える)。

例えば、
今、自分が話そうと思ったのは(理由があって)、
以前にも同じような気持ちになったことがあって、そのときはごまかしてしまったんだけど、
今回はちょっと感じたことを聞いてもらいたいと思って(だから話そうと思います)・・・

というように、
開示したいと思う動機の部分を、自分自身もちゃんと自覚してから話した方が、
なんとなく話しやすいような気がしました。
言い訳っぽく聞こえているのかもしれませんが、
自分としてはここからスタートすると話しやすい、ということが体験としてあるなあと思いました。

パターンをそのままべらべらと話してしまわないように、
ひと呼吸置いて、今から自分は開示するんだけどその前に・・・
なぜ今ここでパターンの話をするのか?
ここの動機は、自分自身もよく知っておきたいのかもしれません(だから、開示したい理由のところから開示する)。
肝心の話し方の方は、どのように言葉をつなげていったらいいのか、
まだまだ場数をふまなければできるようにはならないですね。

勉強会ではもちろん、日常でもちょっとずつ試してやっていこうと思います。
開示することが自然であたり前になる日まで、練習あるのみ。
クラスのみなさん、
また練習台になってくださいね~よろしくお願いします!

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