許容範囲が広がる

もう何年と話しをしていなかった方々と、
久しぶりに電話でお話をしました。

どちらの方も、頭の回転が速いというか話題豊富でしゃべり上手なので、
かつての自分は、そのペースの速さと言葉の多さに、
圧倒されることが多かったと思います。
そこに合わせようと集中し、また反応する自分がいたため、
ちょっと疲れてしまう・・・ということを思い出します。

でも話して、しばらくして、
自分が以前とは少し変わっていることに気づきました。
それは、自分の話す割合が相手のそれよりも、ずっと少なくても、
会話が無理なく成り立つということ。

自分が聞き役となって、そのしゃべり続ける相手の話を、
聞き入ったり吸収したりしているような気がしました。
そして、それが嫌じゃないし、楽しいし、楽だなと感じます。

相手を立てている、合わせているというのではなく、
人の話がすーっと入ってくる。
ということが自分は以前よりは、できるようになったんだなあって思いました。
(なんだか、やっと落ちついて話が聴けるようになった小学生のような感じもあるけどー)

これがきっと、意味付けの世界が広がったということ?
相手が以前と同じ状況、またはそれ以上であっても、
自分の受け取り方が変わった今は、感じ方が違うのです。
世界が広がるというのは、
自分の許容範囲が広がるということでもあるみたいです。








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