MORIOKAに便乗

 


おかげさまで、合同セミナーの最後の1枠が決まり、申込終了となりました。
今月中に一度、途中経過のご連絡を事務局からいたしますので、
いましばらくお待ちくださいね。

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その盛岡の今週ですが・・・
どか雪、降りました!!

その日私は、職場の駐車場に、
雪に埋没して見えなくなった車にたどり着くまで、雪かき30分。
酸欠になりながら、やっとエンジンをかけ、脱出したものの・・・
速攻で、雪にはまりました。泣

近くで同じように雪かきをしていた見知らぬ方々から、
「大丈夫ですか?押しますよ!」
車を押してもらい無事帰ることができました。
こういうとき、本当に人の温かさに胸打たれます(神、仏に見えた)。

雪が降ると、運転も慎重になり、
お互いがアイコンタクトで道幅を見てよけあったり、
渋滞であっても列に入れてくれたり、
おたがいさまの、やさしい運転をしている人が目立ちます。
道路は混みますが、ゆっくり時間が流れるのもいいなあと思ったりします。

私は、最近はもう、出勤がいつもより倍時間がかかることを覚悟して、
朝はクラシック音楽を車内で聞く時間としています。
大好きなボレロや、バッハの曲を流し、渋滞ゆえのしばしの至福時間ですね。

冬は痛いくらいの寒さと、雪で、水道も道路も凍り、
いかにも住みにくそうな街「盛岡」ですが、
先日NYタイムス紙に、2023年行くべき52か所に、
なんと第2位で選ばれた「MORIOKA」。←盛岡市民みんな、びっくりしたと思う!

ここで、ちょっとだけ盛岡市の紹介を・・・

盛岡は人口約30万都市。
山に囲まれた盆地に位置します。
個人経営のお店が多く、文化財指定の建造物や古いホテルや旅館も多い。
『混雑なく歩けて、普段暮らしにちょうどいい街』なのだそうです。
城下町から眺める岩手山や、四季をたのしめる岩手城跡公園など癒しのスポットもあります。

春は老木の石割桜が開花すると、
今年もがんばって咲いてくれたとほっこりしてしまいます。
さんさ踊りの夏は、太鼓の音があちこちから聞こえ、
秋には橋の上から、鮭がのぼってくる川を見下ろし、
冬の空を見あげれば、白鳥たちの真っ白なおなかに出会えます。



↑こちらのCMを見ると、なぜか涙腺がゆるむ


また、めずらしいところでは、
一人あたりの書籍購入額が日本一でもあります。
古本屋さんも多く、ブックカフェなるサークルもたくさんあり(私もたまに行く)、
地元の書店は、魅力あるポップで全国的にも有名になり、
つい最近も従業員の方が本を出版したりしました。
私の職場も、この地元本屋さんとプロジェクトを組んで、地域づくりをしていますし、
何かと話の中で、本当に本好きな人多いなあと実感します(だから喫茶店も多いのかな)。

自分たちの暮らす街のことって知らないことが多く、
何もないところだと思っていたけれど、
見方が変わると、こんなに豊かなところだったんだと気づくことありますね。
東京から新幹線で約2時間半。
大都会からそんなに遠くないわりには、いつまでたってもあか抜けない・・・
見方によっては、時代や流行りに左右されない、
盛岡らしくていい!ということかもしれません。

これは自分自身にもいえます。
いいところも、悪いと思うところもどっちも感じながら、
自分の資質を伸ばしていくのは、自分自身の意識の向けよう。
そして、こんな自分、と思っているその自分の人生こそが、
この自分でなければやりとげられない、唯一無二のもの。
誰にも真似できないことを自分はやっている・・・ということです。

大きいことを成し遂げるとか、何か役職につくとか、
何かに到達するものというよりは、
日々起きていることへ自分がどうありたいかということを、
こんなふうにいられた自分で良かった!
と小さくても日々実感できることの方が大切。

MORIOKAに便乗して・・・
だれかの真似ではなく、
今の自分のままで、やっていこう。



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